西表島について

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 西表島はどこにあるの

西表島は北緯24゜15’~26’、東経123゜39’~57’の間に位置しています。
南西諸島の西端にあたる八重山諸島の中の島で、東京から約2,000キロ、沖縄本島から約400キロの位置にあり、面積は289.27平方キロメートル、周囲は約130キロメートル、沖縄県下では沖縄本島に次ぐ大きな島です。

フィリピンから北上してくる暖かい黒潮の影響を受け、亜熱帯性海洋気候となっていて、年平均気温24度前後、夏の最高気温は32度前後、冬の最低気温は12度前後で、昼夜の気温差はそんなにありません。

年間降水量は2,500mm前後、特に梅雨時期の5月中旬から6月中旬と1月頃にまとまった雨が降り、年間平均湿度は80%以上と非常に高くなっています。

人口は2,304名です。(平成25年12月末現在

 島の集落について

西表島では集落を東部地区、西部地区とに分けて呼んでいます。
東部と西部の境界線は明確ではありませんが、県道沿い高那地区より北西を西部地区、南東を東部地区と呼ぶのが一般的なようです。

東部地区には、豊原(とよはら)、大原(おおはら)、大富(おおとみ)、古見(こみ)、美原(みはら)、高那(たかな)の各集落
西部地区には、船浦(ふなうら)、上原(うえはら)、中野(なかの)、住吉(すみよし)、浦内(うらうち)、星立(ほしだて)、祖納(そない)、白浜(しらはま)、舟浮(ふなうき)の各集落があります。
東部地区ではサトウキビ栽培が盛んで大原には製糖工場があります。西部地区ではパインアップル栽培やマンゴー栽培が盛んです。
■豊原(とよはら)1734年に波照間島からの強制移住で南風見村(はえみむら)が建てられ、後に廃村。
1938年(昭和13年)に新城島上地より入植し、1953年(昭和28年)琉球政府の開拓政策により沖縄・宮古・地元の人々によって作られた開拓移住集落です。
県道南風見-白浜線の始点。
主要産業はサトウキビ栽培、畜産です。飲食店、カヌーショップ、ホテルなどがあります。

■大原(おおはら)1941年(昭和16年)に自作農創設の目的で新城島(あらぐすくじま)の島民が移住して建てた集落です。
小学校、駐在所、営林署、郵便局、町役場出張所、診療所などが置かれ、石垣-大原を結ぶ高速船が発着する大原港があり、西表島東部地区の中心地となっています。
主要産業はサトウキビ栽培、観光業です。スーパー、民宿、飲食店、レンタカー店、カヌーショップなどがあります。

■大富(おおとみ)琉球王国時代は仲間村と呼ばれていたがマラリアで1900年に廃村。1952年(昭和27年)琉球政府計画移民として竹富島や大宜味村、久米島など沖縄島の数町村から入植、開拓し集落を作ったそうです。
ちなみに大富の名前は大宜味の「大」と竹富島の「富」を取って名づけられたとしています。
主要産業はサトウキビ栽培、畜産です。小学校、スーパー、民宿、レンタカー店、遊覧船、スナックなどがあります。
■古見(こみ)かつての古見は西表島で最も古い集落の一つで、アカマタ、クロマタ、シロマタの各神の祭が伝承されています。15世紀の末期までは八重山の政治文化の中心地でありました。
現在の古見は1954年に入植した人たちが作った集落で近くには西表島で最も高い古見岳(標高469.7m)や天然記念物に指定されているサキシマスオウノキ群落があります。
主要産業はサトウキビ栽培、畜産です。小学校があります。

■美原(みはら)1971年(昭和46年)の台風災害を機に由布集落の住人が対岸の美原に移住して作られた集落です。
主要産業はサトウキビ栽培、稲作、畜産です。

■由布島(ゆぶじま)竹富島の農民が稲作の為に住みつき、1947年(昭和22年)に由布村が建てられたが1971年に台風の高潮により住民は対岸の美原に移住した。
かつて水牛車を使って対岸の西表島へ渡り耕作をしていました。
現在は西表島の観光名所となり水牛車に乗って由布島に渡ることができ、島内には植物園やレストランなどがあります。

■高那(たかな)1732年に首里王府の開拓政策により、小浜島民を中心に村が作られ、年貢の積み出し港として栄えたと伝えられているが、1906年(明治39年)に廃村となった。
現在はホテルがあります。
■船浦(ふなうら)1949年(昭和24年)に鳩間島からの移民により作られた集落です。
船浦港、中学校、民宿、カヌーショップ、ダイビングショップなどがあります。

■上原(うえはら)船浦集落と同様に戦後、鳩間島からの移民を中心に作られた集落です。
現在は、多くの民宿が建ち並び、石垣-上原を結ぶ高速船が発着する上原港があり、西表島西部地区の中心地となっています。
主要産業はパインアップル栽培、マンゴー栽培、畜産が盛んです。個人スーパーが1軒、駐在所、民宿、飲食店、土産店、レンタカー店、カヌーショップ、ダイビングショップなどがあります。

■中野(なかの)1948年(昭和23年)に米軍白浜事業所がこの地に移動して採炭事業を始めたことによりできた集落です。
主要産業はパインアップル栽培です。保育所や幼稚園、小学校、個人商店、飲食店、民宿、カヌーショップなどがあります。

■住吉(すみよし)1948年(昭和23年)に宮古島の下地村を主体に入植した人達が作った集落です。
近くには星砂の浜海岸があり、観光客で賑わっています。
主要産業はパインアップル栽培です。民宿、飲食店、レンタカー店、カヌーショップ、ダイビングショップなどがあります。

■浦内(うらうち)かつては浦内川河口北岸にあった古い村で幾度も興亡を繰り返しました。
現在の集落は戦後上原採炭所の操業で再建されました。近くに月ヶ浜のビーチがあり海水浴が楽しめます。
主要産業は稲作です。ホテル、飲食店、遊覧船、レンタカー店、カヌーショップなどがあります。
■星立(ほしたて)集落の創建はかなり古く1750年以前とされている。
祖納港の東岸に位置し古い町並みをよく残している集落であります。
干立と書くのが正しいのですが、1921年の住民協議により星立を通用しています。
主要産業は稲作です。ホテル、カヌーショップがあります。

■祖納(そない)現存する集落としては最も古く14世紀に作られました。
古来、西表西部の政治・経済・交通の中心でありました。
主要産業は漁業、稲作です。小学校、祖納港、営林署、診療所、郵便局、個人商店、ホテル、民宿、飲食店、お土産店、カヌーショップなどがあります。

■白浜(しらはま)1916年(大正5年)に西表炭坑がここに事務所・宿舎を設けたことにより始まりました。
仲良川の河口にあり、舟浮への船の発着場となっています。
県道 南風見-白浜線の終点。
主要産業は漁業、稲作です。駐在所、小学校、個人商店、民宿、飲食店、カヌーショップなどがあります。

■舟浮(ふなうき)創建はかなり古く17世紀以前からあります。
舟浮港は水深が深く、かつては軍港として利用されていました。
現在は主要地方港湾として船舶の避難港となっています。舟浮への陸路はなく白浜港からの船が唯一の交通手段です。
主要産業は漁業、真珠養殖、観光業です。小中学校、民宿、飲食店などがあります。

■廃村になった集落 ・・・西表島の西南部にあった網取(あみとり)1971年に廃村
崎山(さきやま)波照間島などからの強制移住で1755年に村建てされたが、1947年に廃村。
崎山の東の方に鹿川(かのか)村があったが、1904年に廃村。
内離島の成屋(なりや)村も1890年代に廃村となっている。

参考文献・・・沖縄大百科事典(沖縄タイムス社)、琉球の伝承文化を歩く2(三弥井書店)より

一部商店などが増えています。

 西表島の気候、祭事

■1月の平均気温は15度前後で、最低気温は10度近くまで下がる日もあります。カンヒザクラやトックリキワタ、オキナワキョウチクトウの花が咲き初始め、リュウキュウスミレも開花し下旬にはサクラが満開となります。
やがて、田植え、サトウキビの収穫も始まり、製糖工場の操業も始まります。
特に寒い日の気温は12度前後まで下がり、強い北東の季節風は1週間位の間隔で吹き、風が吹きだすと3日間位悪天候となります。
その後は次の季節風がくるまで青空が見えて比較的暖かく、日中平均気温は20度前後まで上がります。

■2月の平均気温は17度前後ですが、1月と同じで強い季節風の吹く時の気温は12度前後まで下がります。
寒暖のくり返しで、日一日と暖かさが増して来ます。
黄砂をともなって春一番が吹き、ウグイスが鳴き始めるのもこの頃です。
この月はツツジが咲き始め、セイロンベンケイやシャリンバイ、ヒラミレモン(シークァーサー)の開花も見られます。
下旬になると一時的に南風の吹く時があり早春の気配が感じられるようになります。
2月の行事十六日祭(ジュルクニチ)旧暦1月16日に催される先祖供養の行事で、お墓に集いご馳走を持って一日を過ごします。

■3月の平均気温は22度前後です。春を迎え、初夏を思わせる天候になる日もあり、日本一早い海開きが行われます。
県花のデイゴやテッポウユリが開花し、ウルズンの頃ツバメの北上が確認されます。
蝶の宝庫と言われる八重山の各地に、様々な蝶が姿を見せはじめるのもこの頃です。
海上では「2月風廻り、ニンガチカジマーリ」と呼ばれ、荒れる日があるので特に注意が必要です。
磯場ではヒトエグサ(アーサ)の収穫が始まります。
■4月の平均気温は24度前後です。そろそろ初夏の季節、気温は上昇し、亜熱帯植物の花々が咲き揃います。
幻の花と呼ばれるセイシカ、ゲットウ(サミン)が開花し、イワサキクサゼミ(体長5ミリほど)がイネ科の植物、主にサトウキビの葉に止まって、ジィージィーと鳴き始めます。
四季のけじめがつき難い沖縄には「ウルズン」という季節があります。
この頃、浜下り(サニズ)をし、モズク(スヌリィ)の収穫が始まります。
浜下りは、旧暦3月3日の大潮の干潮時に、干上がったサンゴ礁で魚や貝などを採って過ごす事です。
24節の穀雨の頃に一時的に雨が多くなるが一般的に天気に恵まれます。
服装は夏物に衣替えです。

■5月の平均気温は26度前後です。若夏の頃で沖縄らしい天候が続きます。
気温は30度まで上がる日もあります。
中旬には梅雨入りし、梅雨期間は数日間の中休みがあり日差しも強くなります。
6月20日前後まで雨の日が多くなる。
梅雨を知らせるイジュの花が咲き誇り、若夏を告げるニガウリ(ゴーヤ)、ヘチマ(ナーベラ)、トウガン(スブリィ)などが見られます。

■6月の平均気温は28度前後です。旧暦5月4日のハーリーの開催と共に梅雨明けし、本格的な夏の到来となります。
熱帯夜が続き、夏至南風(カーチバイ、南南西の季節風)が吹きます。
この風が吹くと高温多湿の晴天が続き、一期米(稲)の収穫が始まり、ホウオウボク、オオハマボウ(ユウナ)、オオゴチョウ、サンダンカなど、色彩豊かな花々があちらこちらで見る事が出来ます。
この頃になるとパインアップルやマンゴー、島バナナなど夏を代表する果実が見られます。
6月の行事ハーリー(海神祭)豊漁祈願の祭事として、勇壮な海人(漁師)の爬竜船競漕が行われます。
■7月の平均気温は32度前後です。一年中咲くハイビスカスやブーゲンビリアが一段と輝きを増して来ます。
この頃から南方海上で台風や熱帯低気圧が発生し、沖縄の台風シーズン到来となります。
旧暦6月1日前後、海岸の浅瀬にスク(アイゴの稚魚)が押し寄せ、収穫し、スクガラス(塩漬け)として食卓に上ります。
梅雨明けより7月中旬までは、非常に天気が良く気温は33度前後まで上がり、紫外線強く、日焼けに注意が必要です。
7月の行事プーリィ(豊年祭)今年の収穫を感謝し来年の豊作を祈ります。
各地で旗頭、巻踊り、獅子舞い、奉納芸能やアカマタ、クロマタなどの神迎え舟漕ぎの儀礼もあります。

■8月の平均気温は32度前後です。暑さが厳しく、太平洋高気圧に覆われ、安定した天候が続き、サンゴ礁の海も輝きを増して来ます。
この頃からドラゴンフルーツやグァバ(バンシロー)などの果実が見られます。
統計では9月と共に最も台風の多い月でもあります。
台風や熱帯低気圧が接近する時は雲やにわか雨が多く暑さは7月よりもしのぎ易いでしょう。
8月の行事は仮装した念仏踊りの集団アンガマはあの世からの使者として家々に招かれて、ひと時を過ごし、先祖供養をします。

■9月の平均気温は28度前後ですがまだまだ暑さが続きます。
ガジュマル、モクマオウやモモタマナ(クバデーサ)に実がつきます。
9月に台風が接近する時は大型化する傾向があり襲来すると被害も大きくなるので、厳重な警戒が必要になります。
■10月の平均気温は26度前後です。この頃には新北風(ミーニシ = 快い冷たさを感じさせる風)が吹き始め、この風にのって渡り鳥(サシバ)などが南下して来ます。
朝夕はしのぎ易くなり、一雨ごとに秋らしくなって来ます。
10月の中頃まで日中は、まだ暑いが下旬からは秋晴れの日も多くなり、1年で最も良い気候になります。
このころサシバが群をなして空高く舞い南へ渡って行くのを見かけることができます。
10月の行事結願祭(キツガンサイ)1年間の儀礼を締めくくる行事。
華やかに奉納芸能が行われる。節祭(シチ)国指定無形文化財アンガー踊りが祖納や星立、船浮で行われます。

■11月の平均気温は24度前後です。ようやく秋が深まって来ますが日中は暑く、朝晩は肌寒くなります。
下旬になって冷たい風が吹き出すと、サトウキビの穂が出揃います。
沖縄の秋の月で、北東季節風の吹き始める頃は曇り空になり易いです。

■12月の平均気温は20度前後ですが寒暖の差が激しくなり、気温は15度前後まで下がり、曇りの日が多く、各日の日照時間は短くなります。
海上では大時化の日が続き、冬至の頃になると強い寒波が吹き真冬到来となります。
この寒波は強い北風と雨を伴い数日にわたって肌寒い天気をもたらし、冬至から年末にかけて天気が崩れ易くなります。
冬の花リュウキュウツワブキの花が咲き始める月でもあります。

 お電話でのお問合せ、ご予約は下記までお願いします

 ご予約は ☎ 0980-85-7036へ (午前8時~午後8時受付)

事業者名西表島アレンジツアー漕屋KAGUYA
所在地〒907-1541
沖縄県八重山郡竹富町字上原984-75 (villa-HIRUGI内)
お問い合せ、ご予約TEL0980-85-7036 FAX0980-85-7036
事業内容宿泊施設、カヌー(カヤック)体験、トレッキング、シャワートレッキングなど開催
アクセス石垣島より上原港行き高速船で45分
上原港(デンサーターミナル)より車5分、島内無料送迎
取得資格&所属団体竹富町観光ガイド免許証取得 第009-001号
(社)日本カヌー連盟公認指導員講習修了認定
沖縄県OMSB水難救助員講習終了認定
CONEリスクマネージメント講習終了  
石垣市消防本部普通救命講習I終了認定
日本自然保護協会員、自然観察指導員認定